Raspberry Pi5を使ってBrightSignを自在にコントロールする商品を作ってみました

映像を出力する端末で「BrightSign」という機械がありますが、
今回は、業務に必要だったためコントロールするための機械を制作しました。
巨大LEDパネルの映像の出力なため、4Kの映像や静止画のコントロールできて安定している「BrightSign」は目的にぴったりでした。

入力はBrightSign本体にも取り付け可能ではあるのですが、
インプットが8個だけなので、実際はかなり厳しいのではないかと思います。
そのため、外部から信号を送ります。

今回用意した環境はこれ
・BrightSign(4K出力・HDMI外部入力対応のかなり上位モデル)
・Raspberry Pi5(Raspberry Pi OS、Apache)
・小型タッチパネルモニター
・4K出力可能なノートパソコン
・電源ONOFF用スイッチ

UDP送信を利用して、BrightSignのコントロールをしました。

操作画面はHTML、CSS、Javascriptで作成して、
UDP送信はPHPを利用しました。
Chromiumをキヨスクで自動立ち上げして、localhostでApacheで設定したWEBサーバーを見に行っています。

画像の場所に「2.54mmピッチのピンヘッダ」をハンダ付けししました。
一緒に受けと長いケーブルを用意すれば、あとは電源ボタンに着けるだけでした。
ラズパイ内部で何も設定やコードを用意する必要が無いのでとても簡単です。
どうやらラズパイ5から実装されているようです。
そもそも、標準の電源ボタン自体が5からの実装ですので当然かもしれません。

かなりサクサク動きます。
ただシャットダウンするのに電源ボタン2回押すのがちょっと不親切なので、
1回で済むようにするようにするのが今後の課題です。

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